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株を買ってみた

小学4年の時から日本経済新聞を読んでいるぼくは、25年ほど前に姫路にあるグローリー工業という会社の株が、500円玉の発行をきっかけに高騰して、その社員がそれで家を建てた話を良く覚えている。確か夕刊に掲載されたその記事を見て、打ち出の小槌みたいなものの存在に興奮させられた。もっとも、両親はめったなことで株など買うことは無いと言っていた。父が買っていたのも勤務先の株ぐらいだ。そう、以前は株式を買うなんて、大金持ちがすることだと思っていた。今は、単位株も小さなものが増えてきて個人でも買えるようになった。企業にしてみれば、持ち合いの解消で個人投資家にも購入してもらわなければならなかったのだが。
大学時代の友人たちは、数年前から数十万円程度の投資を楽しんでいた。ちょっとした損得、株主優待、経済の勉強、とそれなりに楽しそうだった。それでぼくも、「東京三菱ティーディーウォーターハウス証券」なんて、合理性に欠ける長さの名前を持った証券会社に口座を作った。東京三菱にしたのはDCカード系で口座開設キャンペーンがあったからという安直な理由だ。ところが、口座開設から5年間、株は一つも買わなかった。安月給でさして貯蓄が無く、社内預金と財形貯蓄枠だけで間に合っていたからだ(社内の高金利貯蓄がぼくの会社では福利厚生の柱なのだ)。その間にその長い名前の証券会社は「Meネット証券」とずいぶん短い名前に変更されていた。またこの親会社の銀行が長い名前になるようだが、しばらくすればこれと同じように短い名前の看板に直すのだろう。(それにしても「東京三菱」から「三菱東京」にするなんて、どういう配慮なんだか? 以前のエントリにも書いたが、だまされる人だっているかもしれない。)
そのぼくが株を買う気持ちになったきっかけは、会社の企業年金の一部が確定拠出年金になったことだ。401kなんて言葉を知ってからは10年、何もしなかった(知っているだけじゃ、勉強しないよね)。一部とはいえ、我が身のことになって初めて本気で投資のことを考えて、考えを変えたのだ。結婚して4年が経ち、多少の資金余裕も出てきたので、始めてみるにはいい時期だ。株式投資なんてリスクのあるものは、年をとってからじゃ遅すぎる。今、手元資金は少なくても、勉強がてらに始めてみようと考えた。
もうひとつは、松下との訴訟でジャストシステムの株が下落したこと。ジャストシステムの企業価値があの訴訟の内容で大幅に下落するのは、エンジニアのぼくとしては納得できなかった。ジャストシステムの価値は安定度の高いアプリケーションの開発力にある。そう考えると、ジャストシステムの株価が割安に思えてきて、そんなことなら買ってみようと考えてみたわけだ。
儲けたいという欲はやまやまだけど、こういう時は「方針」を立てるのが大事だろう。方針がないと、ふらふらした投資で銭を失いかねない。ぼくが立てた方針は、
 ・投資総額は100万円まで。
 ・秋までに9万円(旅行で使った飛行機代)を得る。
 ・知っている会社に投資する。
 ・中長期の値上がりを期待する。
の4つだ。転んでも泣かない程度の勉強にしようと言うわけだ。単位株が小さくなっているから100万円でも複数の銘柄に十分投資できる。
結果、この4ヶ月で購入したのは、
 ・ジャストシステム (420円)
 ・イーアクセス (90,000円)
 ・ヤマハ (1,500円)
 ・西松屋チェーン (2,560円)
の4つ。どれも比較的よく知っている会社だ。このうちイーアクセスが暴落して、一時は12万円の損失になったときは冷や汗がでた。今は総計で+4万円になって、一息ついたところ。身銭を切るというのは、実に勉強になる。何より言い訳をしなくなる。決断力のいい練習になってるかも?。もっと、早くに始めておけば良かった。これは面白いな。

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