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クール・ビズということらしい

ぼくの会社はコストに厳しい製造業だから、例年からして冷房設定温度は高めだ。それにしても今年は徹底している。部屋が暑くて、仕事が出来ない~~とは言わないが、ジュース缶を買う量が増えていると思う。28℃の設定だと扇風機が欲しいけど、職場に扇風機はない。

政府主導のやり方に異論はあるようだが、とにかくCOOL BIZ ~クール・ビズ~なのだ。このクールビズは、京都議定書の目標を達成するための地球温暖化防止「国民運動」アクションプラン(愛称:「チーム・マイナス6%」)の一環だ。この「チーム・マイナス6%」の管轄は「環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室」というところだそうで、ぼくも国民としてその生活の対策を迫られているようだ。
ぼくの職場は敷地内に製造現場もあるので原則的に作業着着用であった。作業着を着ていないと総務の風紀委員みたいな人に「規則だ、守れ!」と怒られたものだ。それが、今年になってあっさり「危険がない限り上着非着用、ノーネクタイ推奨(夏季限定)」に変更された。これまでネクタイの上に作業着を羽織って仕事するのがぼくとしては気に入っていたので、少々抵抗があった。でも、これは全社方針で決まったもの。管理職が率先してネクタイを外している。職場はすっかり開襟スタイルに移行した。
ノーネクタイではシャツの襟が撚れているのが目立つので、あまり古くなったシャツは来てこれられない。服装という点ではよけいに気を遣う。ちなみに規則では「ポロシャツ以外の襟付きシャツ」ということになっている。まぁ、今のところみんな、ネクタイの出来そうなシャツをボタンを一つはずして着ている。

クール・ビズの協賛企業リストを見ていると、アパレル関連が多くて、夏服の新需要を期待してるのがよく分かる。でも、クール・ビズはエネルギー消費を減らすのが目的。衣料品業界は省エネルギーに貢献できているのだろうか? デパートなどの服売り場で、ガンガンとクーラーをかけているようでは、省エネに協賛しているのだか分からない。デパートみたいなところは人の出入りがあるから、全面的に28度にするのは現実的で無いのは理解できる。でも、出入り口付近と売り場との温度勾配を設けたり、体感温度に効くエアカーテンを設置するような工夫がこれからは必要だろう。そもそも、省エネには営業時間の短縮が効果的。共働き世帯としては深夜営業はありがたいけど、週に2日もあれば十分だよ。(とはいえ、いち顧客として、大規模店舗&長時間営業の誘惑は絶ちがたい。)

正直なところ、夏場の冷房温度設定だけでは炭酸ガス削減にはほとんど寄与しない。京都議定書目標を達成するなら、クール・ビズはほんの入り口に過ぎないはずだ。その課題の大きさに今さらながら驚いている。

官民一体で知恵を出し合い、省エネに本気になる、便利さと経済性の誘惑と環境問題の狭間で本格的に苦悩する。そんな時代が近いうちに来る…のかな。

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Comments

昨日、ジャスコ(大型店舗)に行ったら、「店員がノーネクタイで対応します」とのこと。クールビズを率先しているわけですね。冷房温度も高めのように感じた。(妻は例年通りの涼しさと感じたようなので、本当の設定温度は不明。)
エントリでは小売店が温度を上げるのは無理みたいに書いたけど、変化していくのかもしれませんね。

Posted by: zakkie(管理人) | Sunday, June 26, 2005 at 03:16

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