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E-300 というカメラ

2年にいちどの映像関係の見本市 Photokina 2004(フォトキナ2004)が開かれていて、そのニュースが続々と入ってきた一週間だった。
ぼくが気になったのはオリンパスが発表したE-300というデジタル一眼レフだ。
それはもう、記事をみてえらく熱くなってしまった(えらく=ずいぶんと、関西弁)。Web上の店で予約を受け付けていたら、現物も見ずに申し込んでいただろう。幸いにして(?)、ヨドバシ、ビック以下カメラ店がどこも受け付けをしていなかったので、早まらずにすんだ。それぐらい、ふつふつと物欲が沸いてしまっていた。
もともと、2年前にオリンパスがそれまでのOMというフィルム一眼レフ規格を廃止したときは、あまり気にとめていなかった。キヤノンFDと同様、これまでのフィルム用のマウント規格がオートフォーカスに向いてないのだろうと感じた程度だった。ちょうど仕事用にOMのマクロレンズを検討していた時期なので、その選択肢から外したのを覚えている。
その後、オリンパスからデジタル一眼レフ「OLYMPUS E-1」が発表されたときは、あまりに高かったので興味を引かなかった。今のデジタル機器はものすごいスピードで進化している。良いものを買って長く使おう、という段階ではない。カメラといえどPCと同じように、購入して5年ぐらいで減価償却して捨てる覚悟でないと。少なくとも一眼レフのボディ部分はそうだと思う。「E-1」はぼくが買うには高すぎた。それに、デジタルカメラで一眼レフを採用する理由がよく分からなかった。一眼レフのように光学ファインダーを使わなくても、液晶モニタを介してフレーミングすればよいと考えていたからだ。
それでも「E-300」に熱くなるのには理由がある。まず、画素数が上がって800万画素になったこと。ぼくは撮影したものをトリミングするにはこれぐらいの画素数が必要だと思う。その点で、最近のデジタルカメラは新しい楽しみの領域に来ていると言える。次に、価格が本体で10万円前後と予想されていること。今の段階でこれぐらいなら手にしてもイイと思う。そして、3つめが育ちつつあるフォーサーズ規格に感銘したことだ。
フォーサーズ規格とは、オリンパスがデジタル一眼レフに参入するときに新しく作ったマウント規格だ。通常、マウント規格はカメラメーカごとに固有のもの。いくらレンズ交換ができても、キヤノンのカメラにはニコンのレンズは付けられない。しかし、このフォーサーズ規格は標準規格を目指している。賛同するメーカに規格を公開していくという。最初はカメラを作ったオリンパスと撮像素子をオリンパスに供給しているコダック社の2社だけだったが、それから4社増えて6社になっていてずいぶん面白くなってきた。中でも富士フイルムは独自の撮像素子やレンズ技術を持っているので期待大。三洋電機や松下電産も着実に高級機種へ力を付けてきている。もちろん賛同しているとしても、製品を出すのはもっと先かもしれないし、出ないかもしれないが。
このフォーサーズ規格はカメラ好きの中でも賛否両論のようだけど、ぼくは賭けてみたいと思う。コンパクトだけど、手に馴染む程度の大きさがちょうどよいように感じるのだ。それにいろんな会社が入ると緊張感があって、いい形で技術が進むのではないかと思ってる。
デジカメでミラーを上下させるなんてナンセンスだと以前は思っていたが、フィルムカメラとデジカメの両方(どちらもコンパクトのもの)を使ううちに、光学ファインダーを覗きながらフレーミングするのがとても愛おしくなってきて(論理的じゃないけど)、急に一眼が欲しくなってきた。ぼくの父親は五十歳代になって目が悪くなり、オートフォーカスのカメラを買った。自分の目が悪くなるまでに、自分の肉眼でフォーカスを合わせて写真を撮るなんていう遊びがしたい、という欲望が起きている。
「E-300」の実物はまだ店頭にもなく、来月の見込み。それまでぼくの物欲が高いままか、それともこの興味が薄れているか。現物を手にして気持ちが変わるか。ほかの製品を買ってしまうか。それは分からないけど、このニュースにはとっても興奮させられたことを、記しておこう。

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PQ V2i ProtectorがGhostになったのか?

最初、この記事を見たときはシマンテックのアニュアル・バージョンアップだと思い、気にもとめずにいた。しかし、よく見ると例年と違う。

シマンテック、フィッシング対策・スパム対策を強化した「ノートン2005シリーズ」を発表

データバックアップソフトの「ノートン・ゴースト 9.0」では、同社が2003年12月に買収したPowerQuestのV2i Protecter技術を採用した。

これまで、シマンテックの「Norton Ghost」とパワークエスト(PQ)の「V2i Protecter」はライバル商品だった。しかし昨年末、PQはシマンテックに買収されている。この両製品の扱いが興味を引くところだった。この新しいバージョンの「ノートン・ゴースト」はリリースによると、

・V2i Protecter技術を採用した。再起動が不要でデータのバックアップ中でも作業が継続できる。

・PQの「DriveImage」や「V2i Protecter」で作成したバックアップイメージもリカバリーできる。

さらに日経BPによれば

・今回発表したゴースト9.0は,これまで「V2i Protector 2.03 Desktop Edition」と呼ばれていた製品である。
・ゴースト9.0はV2i Protector 2.03と比べて,価格が6000円超の値下げになっており,機能的な違いはない。

なるほど。これまでのゴーストのブランド名だけ残して、中身は「V2i Protector」になったような報道だ。確かにPQ製品は安定していて良かったから、この結果には不思議はない。合併した会社は、重複する商品を一本化して開発リソースを集中する…そんな見本のようだ。

が、話は終わらない。PQ製品の日本代理店であった(し、現在も商品を引き継いでいる)ネットジャパンから、「V2i Protecter」の後継製品として「Symantec LiveState Recovery」が発表された。れっきとしたシマンテック製品で黄色い箱で売られるようだ。確認のためシマンテック・USのサイトを見てみると、確かに「Norton Ghost 9.0」と「Symantec LiveState Recovery」の2つがある。機能的にはたぶんほとんど同じだ。興味深いことに、後者は「formerly V2i Protector」と明記されているが、Ghostについてはそのような記述がない。

日本語のリリースを確認してみると、両製品はMS-.NET Frameworkが必要な点が共通しているものの、動作要件が少し違う。値段は「LiveState」が1割ほど高い。

この2製品は開発段階で一本化されているのだろうか。それとも、別の製品だろうか。同じだとしたら、なぜ販売価格が違うのだろう。そして、これはどのようなマーケティングの結果なのだろうか。なかなか、謎だらけだ。ユーザとしてはシマンテックから明快な説明があることを望みたい。

ぼくは、シマンテックからかつて「顧客名簿のデータベースが壊れてしまったので、サポートの認証ができない」という信じられない扱いを受けたことがある。シマンテックのネットストアも使いにくいという印象だ。一方、ネットジャパンは丁寧な応対と、技術資料の充実でかなり好感の持てる代理店だ。この2つの商品が同じものならば、個人的にはネットジャパンから買いたいと思っている。

ぜひ、手ごろな価格でバージョンアップを用意して下さいね>ネットジャパン様。

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ビジネス・リーダー度、人並み

おおむね30代を読者として想定した日経ビジネスの兄弟誌「日経ビジネスアソシエ」の10/5号に付録でCD-ROMが付いていた。
そのメインコンテンツは「45分で自己診断! 年齢・職種別あなたの今の実力と適性が判る」というものだ。フラッシュで作成された画面に沿って選択式の回答をしていくと、ビジネス力の判定をするというものだ。
このCD-ROMのフラッシュの構成自体は凝ったものではない。むしろ使いにくい。せっかく問題を解いても、正答かどうかが画面では確認できないのでフィードバックができない。正解と解説は一応本誌側に印刷されているのだけれど、フラッシュの画面は後戻りできないので、回答しながら解説を読むなんておよそできない。…と、操作性に課題あり。それでも、問題を作成したのがグロービス社と聞けば、興味をそそる。本格的な診断が期待できそうだ。

設問は約30問。やはり、回答するには40分程度必要だった。

結果は、

年齢と職種を考慮に入れたあなたのレベルは、「☆☆☆★★」です。

平均的ということらしい。頑張っているつもりでもこんなものなんだ。精進が必要だと少しへこんだ。たまにはこういう客観的な評価が必要だと、少々反省した。

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